野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

考えて野球をしていない

今日は練習試合がありました。
勝ちましたが、結果はどうでもいいです。
息子は8番セカンドでした。
打撃は4の2。

結果よりも今日はいろいろあり過ぎた。
新人戦も近く、あまり試合のことは書きたくないのですが、
まぁ、応用がきかないな。
というか練習のための練習しかしてないな。
試合のための練習だってことを忘れてないだろうか。
息子は捕る、投げる、打つは人並みよりもちょっとできるかもしない。
でも、考えて野球をやっていない。
バカなんですね。
野球バカとは違いますよ。
単なるバカ。
野球脳ってやつですよ。
野球脳がバカなんです。

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確かに捕る、投げる、打つは自主練で鍛えることはできるけど、
野球脳というか経験は試合でしか鍛えらない。
ゲームノックやシートバッティングでやっていることは
試合を想定しているけれども試合ではない。
試合で得られる経験は得られない。
失敗していい。
失敗を失敗で終わらせない。
練習試合で失敗し、
公式戦で活かせばいい。
公式戦で失敗したら、次の公式戦で活かせばいい。

今日はいいプレーもあったけど、
それを打ち消すぐらいの失敗がたくさんあった。
チャレンジして失敗したケースもある。
それはいい失敗。
でも、何も考えないでやった失敗はダメな失敗なんです。
説明が難しいですが、、、(苦笑)
なんだろう、見ていてちょっとイラっとする失敗(苦笑)
というか今日は二塁審で見ていてガッカリしました。

考える力って野球だけに言えることじゃなんです。
普段の生活も同じです。
勉強も同じです。
言われたままのことをやる。
息子はどんな状況でも同じことをやるんですね。
例えばセカンドにトスするという練習をやれば、
どんな状況でもトスします。
トスしないで自分でベースを踏む場合もあるし、
セカンドじゃなくてファーストに投げる場合もある。
息子ではないですが、
外野守備でも同じようなことを指摘されてました。
膝をついて腰を落としてゴロ捕球する場合と、
前に出ながら片手でゴロ捕球する場合。
どういう状況で捕り方を変えるのか?
考えているのか?
その少しの違いが勝敗を分けます。
練習の練習をしているのか?
練習で試合を意識して練習をしているのか?

打撃も走塁も同じです。
ランナーがいる場面なのか?
ランナーがいないのか?
点差は開いているのか?
サヨナラの場面なのか?
私はアウトでも意味あるアウトなら褒めます。
少々のボール球でも打つべきケースもあるはずです。
スリーボール、ノーストライク。
ボール球を見送って四球を選ぶのではなく、
わざとボール球を空振りして
ストライクを待つという考え方もあるでしょう。

もう5年生。
考えて野球をやるべき年頃です。
考える野球と言うと聞こえがいいですが、
要するにずる賢く野球をやろうぜってことです。
がんばれ息子。
バカ正直なだけじゃ世の中渡っていけないぞ。