野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

真剣味が足りない

寒かった。
極寒です。
しかし、前日の雪の影響はほとんどなく。
練習することができました。
よかった。

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まずはバント練習。
割とうまくいってた気がします。

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黄色い穴あきボールで打撃練習。
悪くない。
まだ少し身体の開きが早いけど。
それも今までよりは良くなっていると思います。

午前中の練習が終わり、
昼食時にOコーチから卵スープの差し入れをいただきました。
子供たちだけでなくコーチたちも分まで。
作るのだって大変でしょうに…。
寒い日にスープは温まります。
身体だけでなく心も温まりました。
ありがとうございました。

午後は守備練習が中心でした。
そして、ランナー2・3塁のケースでの守備練習の時でした。
上手くいかないのはいい。
しかし、良くないのは、
選手たちは本気でランナーをアウトにしに行かない。
本気度が足りない。
必死さが足りない。
真剣味が足りない。
つまり練習のための練習をしている。
そんなダラダラした状況…。

監督はすぐさま練習を中断し、
選手たちを集めて本気で叱りました。
これは公園で遊びでやっている野球レベルだと。
君たちは都大会を目指しているチームではないのかと。
そんないい加減な練習で試合に勝てるのかと。

最近、試合で感じでいたことは
本気でアウトにしに行っていない。
本気で点を取りに行っていない。
チャレンジしない。
無難な選択をしていると思ってました。
怒られるのが嫌だから、
失敗を恐れているのはわかります。

練習でできないことが試合でできるはずがありません。
練習でチャレンジしないことを
試合でチャレンジできません。
練習で真剣にアウトに取りに行けなければ
試合でアウトにはできません。
練習のための練習は無意味です。
どれだけ集中して練習に取り組めるか。
密度の濃い練習ができるか。
レベルの高いことができるか。

俺たちは都大会で勝つための練習をしている。
うちの子供たちの野球のレベルは本当に高い。
でも気持ちは公園でやる遊びの野球レベルなんです。

『失敗したわけではない。
それを誤りだと言ってはいけない
勉強したのだと言いたまえ。』
エジソンは失敗したんです。
でも、それを無駄にしなかった。
初めから成功する人はいない。
成功だけは取り上げられているけど、
失敗の方が多いんです。

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今日、息子はたくさん失敗した。
それでいい。
たくさん失敗して学べばいい。
外野ノックでもどんどんボールを追って
ギリギリのダイビングキャッチにチャレンジしてほしい。
それでエラーしても誰も責めたりはしない。
むしろ、諦めたプレーをしたら叱ります。

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今日、良かったのはバントかな。
打撃も悪くなかったけど、
全体的にはバントを上手く決めることができていたと思います。
私個人的には大きな大会になればなるほど、
長打よりもむしろバントが勝敗を左右すると思ってます。
確実に1点を取る堅い攻撃。
そして、その裏には確実に1点を守り切る堅い守備。

今までうちが負けてきたのは、
これらが出来てなかったからだと思います。
特に相手が強ければ強いほど。
レベルの高いチームは崩れません。
四球やエラーで点が取れるほど甘い野球にはなりません。
息子の野球は小学生で終わりません。
その先を見つめて、レベルの高い野球をやる。

出来る。
きっと出来る。
チャレンジする価値があるから。
勝利至上主義とは違う次元です。
レベルの高い野球をやるには厳しさも必要なんです。

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ピッチャーもやりました。
打者8名(4名二巡)ぐらいだったでしょうか?
四球を1個だしましたが、
ストライクが多く、打たれたものの打ち取ってました。
これで良いんです。
打たれることが大事。
そのかわり今日はキャッチャーの練習はありませんでした。

明日は遠征。
3月の公式戦まで一か月を切りました。
まだまだ息子たちは成長します。
技術だけじゃない、心もです。