野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

肩が弱くても才能がなくても

今日はいい天気でした。
午前中は音楽会でした。

4年生と6年生の音楽を鑑賞してきました。
息子、演奏開始前にまさかのトークパートを担当。
まぁ、上手に演奏が出来て良かったです。

学校から帰宅後、昼食をとってから練習に行きました。
ちなみに私は音楽会へ行く前に庭の草むしりとか……、

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野球の練習道具の開発(笑)とかしてました。
今回は息子が一人でもティーができるように、
穴あきボールに百均で買ったパンツのゴム紐付けて、
ティーの棒の部分に括りつけてみました。

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こんな感じです。
今までネットを張って打たせていたのですが、
子供一人でネットを出すのは面倒だし、
これなら一人でもボールをセットしやすいし、
ある程度飛ぶようにゴム紐の長さを調整したので
打ったボールの軌跡を見ることができます。
試打してから練習に行きました。
家の窓にはギリギリ当たらないように調整しました。
私が試打したときは思いっきりぶつけてしまい嫁に怒られた。

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で、守備練習。
シートノックです。
体が逃げてる。
見てない(笑)

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さらにもう一丁。
顔が避けてる。
蓋する手が遅い。
見てない(笑)
まぁ典型的なビビり。
ここまでわかりやすい写真が撮れるとは思いませんでした。
それだけ常にやっているってことです。

シートノックの後、紅白戦がありました。
息子は途中でキャッチャーを務めたのですが、
二塁審をやっていた私はあることに気づきました。
息子は座ったままピッチャーに返球している。
しかもそれがちゃんとピッチャーにノーバンで胸元に届いている。
3年生の時に二盗も三盗も刺したことがあります。
肩が弱いのに。
ちなみに父は肩壊れてます。(治療中)

話は変わりますが、
よく息子はよく肩が弱い。
と言われます。
「誰と比べて?」と私は思います。
肩が弱い。
誰かと比べてなんですよ。
それって。
チームの肩の強い子と比べてるだけなんです。
相対的であって絶対的ではない。
決めつける必要なんてないんです。

話は変わりますが、
漫画「メジャーセカンド」をご存知でしょうか?
メジャーセカンド3巻で、主人公の茂野大吾が
(メジャーリーガーの息子である)「自分は野球の才能がない」
と嘆くシーンがあります。
そこで茂野大吾の父の親友であり、
元メジャーリーガーの佐藤寿也がこう言います。

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「才能がないとか自分で言うな。そんなことを言うのは10年は早いよ」と。
肩が弱い=才能がない。
なんてことはないんです。
それどころか才能がない子供なんて一人もいません。
才能がないんじゃない。
チャレンジする気持ちがないだけなんです。
イチローだって大谷翔平だって
才能だけでメジャーリーガーになったわけじゃないでしょう。

あるプロ野球選手が言いました。
小学生や中学生のころは肩が弱ったと。
でも一生懸命に努力して肩が強くなった。
肩の強い子も、いま肩が強いからといって努力しなければ成長しません。

このどうでもいい野球ブログを読んでいる野球少年少女へ。
自分は才能がない。
なんて決めつける必要な全くないです。
佐藤寿也が言うように「決めつけるのは10年早い」
肩が弱いと自分や周りが決めけて、
諦める必要なんてない。

このどうでもいい野球ブログを読んでいる野球少年少女のお母さんへ。
もし監督やコーチにあなたの子供は肩が弱いから…と言われても
お子さんが
「俺、菊池雄星みたいなピッチャーになりたい」とか、
「私、炭谷銀仁朗みたいなキャッチャーになりたい」とか言ったら、
「おまえ、なに寝言言ってんだ」と返さず、
全力で応援してあげてください。
もし、キャッチャーやりたいって言ったら
次の日、キャッチャーミットを買いましょう。
子供はドン引きするかもしれませんが、
きっとやる気を出すでしょう。
ちなみに私はキャッチャーミットを3つ買いましたね。
たったの2年の間でですが、
私、常に全力で応援してますので。

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で、肩が弱くて才能のない息子は努力しかありません。
練習から帰ってから私の開発したマシーンでティーバッティング祭です。
真っ暗なんで、懐中電灯で灯りを点しながら練習に励みました。


こんな感じです。
ギリギリ家に当たってないでしょ。
絶妙でしょ(笑)
音が出るんで再生は要注意です。