野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

久しぶりにキャッチャーをやりました!

昨夜のことです。

某中華レストラン『餃子の〇将』で食事をしていると、、

突然、中学生に挨拶をされました。

顔を上げるとそこには去年チームを卒団した子がいました。

驚いたのですが、話をすると中学でも野球を続けているとの事でした。

何よりも私に気づいてくれたことに感動しました。

私は彼に気が付かなかった……不覚。

しかし、彼は私に気が付いたんですよ。

気付かぬふりして、そのまま通り過ぎてもいいのに、

彼はわざわざ私のいる席にきて挨拶をしてくれました。

素晴らしい事だと思いました。

コーチ冥利に尽きるな、と思いました。

野球が上手いとか、そんなことはどうでもいい。

ちゃんと挨拶できる子になってくれていて良かった。

純粋に野球が好きな子でした。

私は彼にもっと活躍の場を与えてあげたかった。

きっと大丈夫。

彼なら出来ます。

きっと将来活躍してくれる。

素晴らしい選手になります。

 

さて、今日は試合が二試合ありました。

一試合目は珍しく審判をやらずに試合を見てました。

負けました。

完敗です。

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息子は7番セカンドでした。

まずは打撃ですが、

ライトフライ、サードゴロ…。

完全に打ちそこなってました。

内容は最悪。

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守備。

セカンドフライを二つ捕りました。

まぁ守備は安定感がありますね。

守備に関しては安心して見ていられる…。

悪くはないと思います。

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試合中、息子はチームのメンバーが少ないので

ボール洗いもしてました。

レギュラーだからとか

ベンチだからとか

そんなの関係ない。

ファウルボールは積極的に拾いに行くべきだし、

ボール洗いも積極的にやるべし。

人が面倒くさがることを率先してやる。

息子がそういう選手であってくれてよかった。

中学生になっても高校生になっても忘れてほしくない。

 

二試合目は3番ピッチャーでした。

私は塁審でした。

いつも派遣審判で一緒にやっている方が球審でした。

一緒に審判をやることができて光栄でした。

 

息子はこのところ相変わらず、制球が悪いです。

失点は四球が絡んでます。

3ボールから2ストライクをとるとか、

効率が悪いんですね。

特に球数制限がある公式戦では無駄な1球が命とりです。

打たれた方が良いんです。

打たれれば野手が動くので、

アウトを取りに行けるチャンスが生まれる。

四球は安全進塁ですからチャンスもなにもありません。

 

打つ方ですが、

四球と犠打でした。

まぁ普通と言うかなんというか。

スリーボールから待てのサインでど真ん中を見逃し。

打ちたかったけど打てず…そんな感じでした。

まぁバッターとして信用されてないってことです。

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今日の試合で久しぶりにキャッチャーをやりました。

ずっと野球バックにはキャッチャーミットが入ってました。

キャッチャーの練習はしなくても練習に常に持って行ってました。

私が持てせてました。

実はもうキャッチャーはないだろうと、

そろそろ持たすのをやめようかと思った矢先でした。

キャッチャーをしないのに荷物だけ増やしても仕方ないし、

と思っていたからです。

ただ、正捕手ではなくてもキャッチャーができる選手が一人でも多くいることで

チームはきっと救われると私は思ってました。

それが今日でした。

 

息子は立派にキャッチャーを務めてました。

試合が終わった後、プロテクターを外している息子に、

一つ年下の女子選手に「キャッチャー似合っているね」的な事を言われてました。

今日の息子は急造キャッチャーではなく、

生捕手とまったく遜色のないキャッチャーだったと思います。

だって、最近はほとんどキャッチャーの練習なんてしてなかったのですから…。

私はちょっと驚きました。

私はピッチャーよりキャッチャーをやらせたい。

まぁこれは私の個人的な想いであり、

チームの想いでもなければ、息子の想いでもないです。

ちなみにうちの息子は機敏ではありませんから。

前回、ブログでキャッチャーに必要なものは「機敏さ」と書きました。

機敏でなければ諦めろとも書きました。

でも、機敏になるように努力することはできます。

チームに信頼される存在(キャッチャー)になってほしいです。

人として野球人として。

 

たぶん、息子はチームで一番多くのポジションを経験してると思います。

それはとてもありがたいことだと思ってます。

いろんなポジションに着くたびに怒られまくっていたからこそ今があると思います。

経験は人を育てます。

初めから上手くいくことなんてない。

やって失敗すればいい。

子供のうちから多くの失敗を経験させてあげたいんです。

負けてもいい。

なぜ負けたかを知ることが大切なんです。

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これが息子の商売道具です。

左から野手用、捕手用、投手用…。
グローブとミットを持っている子はいても

グローブ2つとミットを持ってくる子は少ないでしょう(笑)

ちなみに左のが一番新しいです。

そうは見えないかもしれまねんが(笑)

左から順に新しい。

ミズノのグローバルエリート(野手用)が去年の冬に購入。

ゼットのネオステイタス(捕手用)が去年の夏に購入。

アシックスのゴールドステージ(投手用)なんて去年の春に購入…。

まさかピッチャーをやるとは思わなかったんですね。

大谷翔平のグローブがかっこよかったから欲しかったんですね。

グローブマニアの私がね…。

どれもいいグローブ、ミットです。

これ以外にSSKのグローブがあるんですが、

息子があまり好きではないらしい…。

 

うちのチームは選手が少ないので、

緊急事態はいつでもあると私は思ってます。

毎回毎回、キャッチャーミットを持って行って良かった。

だから、私はとても嬉しかった。

打ったとか、捕れたよりもキャッチャーを試合でやったことが。

ショーバンも捕ってたし、

ピッチャーの悪送球を一生懸命飛びついて捕っていた。

そんな姿を一塁審から見られるってお金で買えない価値だと思います。

私は幸せですね。