野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

古田の方程式

「フルタの方程式」は2009年1月から2010年7月まで
月1回テレビ放送されていたスポーツ番組でした。
見てました。
古田の話は面白いし、わかりやすいから。
でもキャッチャーにはあまり興味がなかったんですね。
当時はね。
だって、大人になってからキャッチャーやる機会ってそうないでしょ。
忘年会や歓迎会の出し物でもやらない。
でも古田の話は面白かったし、好きだったので見てました。
本が出版されたのも知ってたのですが、
ほぼ、テレビの内容そのままだったので
当時は買わなかったんですね。

が、
しかし、
時は過ぎ、息子がキャッチャーをやりはじめたので、
キャッチャーについて勉強しようと思った。
で、思い出したのが「古田の方程式」

もうないかと思いましたがあったので買いました。
付録のDVDが見たかった。(DVD付きだからかお値段が高い)
テレビ番組のダイジェストなんですが、
十分参考になりそうです。

もちろん、足し算、引き算、掛け算までしか知らない低学年の小僧に
古田の方程式が理解できるわけがないのですし、
古田のテクニックが小学生でできるわけでもない。
けれども、小学生でも参考になりそうな良いことも書いてある。
捕り方や送球のコツは学童野球でも使えそう。

DVDには古田のキャッチャーミットについても説明がありました。
古田のキャッチャーミットは大きく深い。
古田はパスボールをしたくないから、
ただ、捕ってからの送球は不利だという。
ちなみに西武ライオンズの銀二朗のキャッチャーミットは小さく浅い。
銀二朗は捕ってすぐに牽制球を投げたいからと言っていた。
どちらもメリットデメリットがある。
キャッチャーミットって奥が深い。
いやキャッチャーって奥が深い。

しかし、古田がキャッチャー始めたきっかけは学童野球を始めた時に
コーチが「だれかキャッチャーできるやつおらんか?」と聞かれ、
友人が「(古田を指して)こいつキャッチャーできます!」と言われたのが始まりだというのだから人生どこでどうなるかわかりません。
キャッチャーがやりたくて始めたわけではないんですね。
別ににやりたくて始めたわけでないキャッチャーでプロになるんだからすごい。
やりたくてもキャッチャーできん奴たくさんおるのに……。

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