野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

6年生の特訓に乱入

今日は西部地区大会でした。
Cチームは今年いまだ未勝利。
そろそろ勝ちたい(一度目)

6小でアップしてから旭が丘小に移動です。
そろそろ勝ちたい(二度目)

息子はレフトで途中出場しました。
外野と内野の中間ぐらいに上がったフライを
ワンバンで捕球し、守備はそこそこ。
打席は回って来ませんでした。
そろそろ勝ちたい(三度目)

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結果は、、、8対4で負けました。
もちろん、いいプレーもたくさんありました。
いい打撃もありました。
野球になってきたな~と思いますが、
残念なのは内野フライを2度お見合いしました点です。
「内野フライ」ハイキュー的にはチャンボですよ。
チャンスボール、確実にアウトできるイージーボール。
しかし、落としたら相手のチャンボになる。

※ここから私の妄想です。しばしお付き合いください。
ピッチャーが渾身の一球を投じる。
バッターが打ち損じ、内野フライが高々く舞い上がる!
よし打ち取った!
風が少し吹いているが俺なら大丈夫だ、必ず捕れる。
俺「オーライ!俺に任せろ!!」
と大声で言いながら手を大きく振ってほかの野手を退ける。
ほかの内野手(よし、あいつに任せれば大丈夫だ!)と心の中で思う。
ボールをがっちりキャッチ。
「キャッチ!」と球審のコール。
仲間全員が「ナイスプレー!!ワンナウトー!」
お母さま方の拍手喝采
※妄想を終わります。

こんな感じが理想です。
これが100点だとすると、
声を出さなくて捕球したら60点。
声を出して落球したら80点。エラーしても仕方ない。
声が無くてお見合いして落球したら0点。
声が無くて交錯して落球して怪我したらマイナス100点。
あくまで私の採点です。

積極的にやったのなら、
エラーや空振り三振はいいんですよ。
どんどんやれ。
でもさ、声ぐらい出そうよ。
声を出すって野球の経験云々関係ないです。
今日野球始めましたって子でも声は出せますよね。

「恥ずかしいから嫌だよ」
なんて言うなら野球はできないと思います。
大人になったら大声を出す機会はあんまりありません。
下手すると警察を呼ばれます。
今だけだ、グランドで叫べるのは。
あー青春だな。(すみません。かっ飛ばしすぎました)

野球はチームスポーツです。
一人でプレーしてない。できない。
つまり、コミュニケーションが大切なスポーツなんです。
残念ながら私たちは超サイヤ人でもなければジェダイの騎士でもない。
地球棲息しているほぼ73億の人類はテレパシーは使えないんだよ。

気持ちを伝えるには声に出さないとわからない。
(まぁ、盗塁は声に出すとバレちゃうのでサイン出すけどね)
野球の技術をろくに教えてあげられない私は、
「声を出そうぜ~」ぐらいしか言えない素人だが声ぐらい出せる。
強いチームは普通に声が出てる。
みんな気持ちは負けないようにがんばろうぜ。

試合後にBチーム(3、4、5年生)は午後試合があるため
6小に戻って昼食を食べました。
2年生以下は解散だったのですが、
また息子は自主練したいと言う。。。
大人の事情も顧みず。。。

どうしようかと思っていたら
高学年H監督が午後に6年生が特訓で使う○○グランドの空いている場所を
使ってもよいと声をかけていただきました。

そういえば、いつも部で配信されるメールに
-----
☆6年生
12:30~○○グランドで特訓
-----
と書かれてました。
「特訓」という言葉を私は配信メールで初めてみました。
高学年H監督の6年生にかける意気込みを感じました。

高学年H監督、大変申し訳ありません。
2年生の野球小僧を3人も特訓に乱入させてしまいました。
小童(こわっぱ)たちが6年生の特訓の邪魔はしてはならないし、
6年生に混じってケガしてもまずい。
高学年H監督はそれにも関わらず受け入れてくれました。
しかも低学年に打たせてくれました。
外野を守らせ、監督自らノックまでしていただきました。
いろいろアドバイスもいただきました。
ありがとうございます。

私はとても嬉しかった。
6年生に絡むことができて。
隙を見て絡んでやろうと思ってました。
去年、息子が1年生の時の6年生もそうだったのですが、
本当に高学年は面倒見がいい。
小さい子たちにやさしい。
とてもいい子たちなんです。

私は6年生の打撃練習中に
空いている内野のポジションをやらせていただきました。
勝手にですが、、、、すみません。
6年生が打ったセカンドライナーを捕ったり、
サードゴロを処理してファーストに投げたり、
「ナイスサード!」なんて言われたので嬉しかったっす。
ほんの一瞬だけ小学生の頃に戻れました。
あぁ、こんなところにタイムマシンがあったよ。
幸せだ。プライスレス。
いい大人がセンチメンタルですね。

焼けるような日差しに白い雲を見ると、
今年も暑い夏が来るなぁ~と思います。
6年生には勝って有終の美を飾ってほしい。
笑ってこれからも続く野球人生を楽しんでほしい。
そんな6年生の姿を2年生の目に焼き付けてやってほしい。

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