野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

NHK『奇跡のレッスン』野球編を見て

ある日、Mコーチから5月3日に放送された
『奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち~「野球編」』と言う
番組を教えていただきましたので拝見しました。

この番組はさまざまな分野で活躍する世界トップレベルの“最強コーチ”が、
日本の子どもたちに行う1週間の特別レッスンに密着するドキュメント。
今回はボビー・バレンタイン監督が千葉県の「松戸リトルリーグ」の小学5、6年生に行った特別レッスンをするというもの。

ボビー『昨日の自分より、ほんの少しだけ上達しよう』

番組の初めから最後まで見応え十分でした。
メモを取りながら見ていたのですが最後は感動モノでした。
ボビーが同じMマークでもロッテの帽子から
松戸リトルリーグの帽子に換えてチームの指揮を執ったときは少し泣けましたね。
ボビーと野球をしている子供たちの笑顔が素敵でした。

ボビー『足が速いとか体が大きいとか関係ない
絶対に勝つと強く思っている人が必ず競争に勝つんだよ』

ボビー『競い合う気持ちを練習の時から持ってほしい』

最後はボビーから保護者へのメッセージが良かったです。
ボビーが言う子供たちが恐れているのは2つ。
1・怪我をすること
2・失敗をすること
『何故、失敗を恐れるかということ
それは皆さん(親やコーチ)を喜ばせたいからです。
皆さんを悲しませたらどうしようという恐怖心です。
その恐怖心は皆さんが取り除かなくてはなりません。
そのために彼らのいいところを見つけてあげるべきです。
スポーツマンシップやいいプレーをしようと努力、
チームと団結しているところを見てあげてください。
そうすることで恐怖心から解放されて全力でプレーできると思います

良い話が沢山あって、ここでは書ききれないのですが、
『夢を持たないことには実現できる可能性すらありません』
これに尽きる気がします。

ボビー、見てもらいたいチームがあるんですが……。
また来日してくれませんかね。

番組を見て実際の練習でも生かせそうだと思ったのが、
アウトランナー三塁でのゲームノック。
内野ゴロをノックしてミスをしなければ失点しないケース。
(もちろんヒットを打たれれば仕方ない)
自分が絶対守んだという気持ちが無いとだめですね。

最後にどうでもいい話なのですが、
ボビーの声を担当していたのが小山力也さん。
小山力也さんと言えば『24』ジャック・バウアー吹き替え役で有名ですね。
もう最後のほうはボビーがジャック・バウアーに見えて仕方ありませんでした。
ナレーターの麻生久美子さんも良かったです。

5月14日(土)午後5時30分からNHK BS1で放送されるようです。
『奇跡のレッスン』
番組HPを見ると放送時間が短いのでダイジェストかもしれません。
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リトルリーグと言えば、年長さんだった1年8か月前に
リトルリーグの体験会に行ったのですが、
あの時、一緒に練習した低学年の子供たちも
3年生4年生になっているんだろうなと思うと感慨深いです。