野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

基本的な捕球と送球

今日は午前中、6小で練習でした。
高学年は午前中の練習のあと、午後試合でした。

今日は2時間という練習時間だったので、
いつも通りアップしてキャッチボール。
短い塁間でのボール回し、
各ポジションについてのゴロやフライの捕球の練習をしました。

塁間でのボール回しの際に声を出して投げさせているのですが、
ゴロやフライの捕球の際に声が出ないんですね。
セカンドとショートの中間にフライがあがっても声を出さない。
結果、お見合いしてボールは地面に落ちる。
ランナーは悠々一塁を陥れる。
さらに跳ねたボールを拾えず、
あわてて捕って悪送球でランナー二塁。
簡単な内野フライが二塁打になるケースです。

あと、捕球した後の送球に迷いがあるんですね。
どこに投げていいかわからない。
迷うからランナーをアウトにできない。

1年生はサードからファーストまでノーバンで届かないので、
ワンバンまたはツーバンでの送球になるのですが、
やっぱりコントロールが悪いんですね。
キャッチボールもうまくできないのですから、
うまく送球できないのは当たり前です。

ネットや本で読んでなるほどと思ったのが
ノックは正面だけのゴロでよいという考えです。
野球のドラマとかでノックというと左右に飛びつくようなシーン。
あれは演出であって、実際には無駄ですね。
ヒット性のあるゴロを捕球する練習をしてもあまり意味がない。
むしろ確実にアウトがとれるゴロを捕る練習をすることが大切。
つまり正面のゴロです。
ファインプレーはめったにないからファインプレーであって
なんでもないゴロを確実にアウトにするほうが重要です。
もちろん、レベルの高い練習をするなら話は別ですが。

キャッチボールと正面のゴロだけを重点的にやりたいですが、
まず子供たちは飽きる。
春に比べて上達してきているのですが、
各ポジションの動きも覚えさせなくてはならなく
そろそろどこのポジションを守らせるか決めなくてはなりません。

走る、打つといった練習も入れつつ、また野球のルールを教えつつ
試合に向けて頑張るしかないですね。