野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

引退記念試合に至るまで

今日は午前中に親子対決。

午後は引退記念試合でした。

 

午前中。

息子の投げる球を思いっきり強烈なピッチャー返ししてやりました。

母がジャビットのために買ってあげたカタリストで打ってやりました。

どうだ見たか。

逆に私が投げて息子が打つ場面では、

サードゴロに打ち取ってやりました。

どうだ見たか。

まだまだ負けるわけにはいきませんな。

 

午後の引退記念試合。

某市民球場を借りました。

私が監督に無茶な提案し、

それに乗ってくれました。

ダメかと思ったんですけど、

奇跡的に借りることができました。

持ってるな、と思います。

私ではなくチームがです。

最後の花道に選んだ対戦相手は、

去年ジャビットカップチャンピオン大会で対戦したチームです。

今年はそのチームに私が何度も何度もオファーし、

今日の今日まで調整がつかなかったチームです。

それが最後の最後で叶いました。

さぞ、相手チームの監督さんは呆れていたことでしょう。

しつこいぐらいメールしました。

申し訳ありませんでした。

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息子の最後の試合。

4番サードで先発でした。

最後までサードでした。

三打数一安打。

4番の仕事はたいしてしませんでしたが、

最後まで4番で使ってくれた監督に感謝です。

4番だからすごいぜ!なんてことは1mmもないですけど、

まぁ世の中的に見たら4番バッターはいいバッターとみなされるわけで、

それを結果で応えるのが仕事だと思ってます。

サードも良く守ったと思う。 f:id:bluelion1227:20201213185618j:plain

試合は負けました。

しかし、負け惜しみではなく、

技術は十分同レベルだったと思います。

少なくても去年大敗した時と比較したら

息子たちは成長できた、と思います。

最後に素晴らしいグラウンドで野球ができたことに感謝しないといけない。

今年、多くの球児が涙したなかで、

選手たちは十分すぎるほど幸せな一年を送ったと断言できる。

それを忘れないでほしい。

 

最後、ホームに戻ってきて、

監督の言葉やコーチの言葉のせいかわかりませんが、

息子、泣いてましたね。

 

息子にだけ言うことじゃないですけど、

選手はお父さんお母さんに感謝してほしい。

すげー頑張ったんだよ、お父さんお母さんは。

それにOBコーチにも感謝してほしい。

私は頭が上がらない。

引退記念試合を行うまでに至るまで、

コロナとも戦ったし、

世間体とも戦った。

本当に神経をすり減らして頑張った。

野球に対して色々言って

君たちは「うるせーな」と思うかもしれない。

でもきっとあと20年後か30年後かに気付く。

「あぁ、親ってすげー大変だったんだな」って。

それでいい。

その時に自分は生きているかどうかわからないけど。

親たちは一生懸命な君たちに、

なんでもやってあげたいと一生懸命だったんだ。

同じように一生懸命やってほしい。

それが願いです。

 

卒団は年末。

あと3回ぐらい活動があります。

試合はないけれど、感謝の気持ちを持って最後までやり通してほしい。

がんばれ。