野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

最高の試合

今日はとある都大会でした。

現6年生にこの舞台が最後に用意されているとは、

思いもよらなかった。

運命を感じます。

とても思入れのある大会です。

チームはこの大会に6年前優勝しているからです。

息子がこのチームに入る前の年です。

まさかそんな大会にできる機会が得られるとは。

とても嬉しかった。

だからこそ、この試合にかける思いは強かった。

と同時に寂しさもありました。

負けたら学童野球も終わりだから……。

 

さて、今日の試合、息子は4番サードで先発でした。

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サードの守備はそつなくこなしていました。

ファインプレーもあり、ノーエラー。

緊張する試合だったと思います。

昔は緊張のあまり過呼吸になるようの息子。

それがこの大舞台で堂々としている。

身体も大きいわけではなく、

運動神経に恵まれているわけでもありません。

どこにでもいるふつーの子です。

でも、日々の努力はしていた。

それは自分が良くわかってます。

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 打撃は、 

一打席目はセンター前ヒット。

二打席目はセンター前ヒット。

最後は右中間を抜けるランニングホームラン。

試合前に息子に言ったことは、

「打席に入ったら思いっきり吼えろ」です(笑)

なんであれチームの4番が一番気持ちを前面に出さなくてどうする。

息子は相手チームの4番と比べたら小さくて打てそうには見えないけど、

チームは市の代表で出ていて、そのチームの4番なのだから、

気持ちで負けてどうする。

そして、見事にその期待に応えた。

 

初回にピンチがありましたが、

素晴らしい守備で切り抜け、

チームは無失点でした。

今日の試合は攻守ともうちのチームらしい野球ができたと思います。

結果はどうであれ、集大成とも言えるプレーを選手は見せてくれました。

それだけで感動です。

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おまけにホームラン賞というものをいただいました。

素晴らしい野球を教えてくれた監督に感謝しかありません。

野球は身体の大きい小さいでやるものじゃないという事を教えてくれました。

また力だけじゃない。

不断の努力。

頭と勇気。

そしてチームワーク。

今日は非の打ち所がない。

 

秋晴れの空の下で、

最高の試合を見ることができました。

自分は幸せだな、と感じました。

息子に「ありがとう」と言いたい。