野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

魔法にかけられた時間

お隣の強豪チームさんと6年生合同で

市内の中等部新人戦に出ました。

息子は何故か4番サードで先発でした。 f:id:bluelion1227:20201122195254j:plain

打撃の方はさっぱりでした。

ボテボテのサードゴロを打って、

相手エラーで得点できたのはまぁよかった。

結果オーライです。

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褒めるとしたらここかな。

サードファウルフライを二つ捕りました。

これは一つ目。

ちょっとビデオカメラが出てますね。

危ないです。

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これが二つ目。

息子は特別足が速いわけではないので、

守備範囲が広いわけじゃないです。

ただ、フライが上がった時の判断力が高い。

と私は思ってます。

俗に言う一歩目が速いです。

そして、勇気を持ってチャレンジすることです。

ファウルフライなんだから、

チャレンジして捕れなかったらそれでもいいじゃないですか。

チャレンジして捕りに行かない理由が無いです。 

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このチームは今回の大会限りのチームです。

こちらは6年生しかいません。

そのチームが中学生を相手に互角以上の戦いをしました。

小学生しかいないからってハンデなんてありません。

せいぜい、相手が舐めてかかってくれた程度。

それが初回に1点入れられただけで

6回まで0対1で守り続けて

最終回の7回表に2点入れて逆転し、

その裏、同点にされたものの

さらにタイブレークで勝ち越し、

その裏、また同点となって、

最後は全員ジャンケンして負けました。

正直、悔しいですね。

でも十分に我々の力を見せつけた。

例えジャンケンに勝ったところで喜べないでしょう。

そんなの運だから。

たかがジャンケンで負けただけ、

中学生相手に野球で引き分けたのは勝ちも同然だと思いますね。

それでいい。

 

息子は泣いてましたね。

学校から自宅に帰るときにも泣いてた。

自宅に着いてからも泣いてた。

 

いつまでも泣いているので好物のカレーを食わせた。

泣き止んだ。

 

今日はすごく楽しかったんだと思います。

隣の強豪チームさんと一緒に野球ができて。

大した仕事してないのにみんなに褒められて。

 

チーム16人居て全員出場させる方針だということでしたが、

息子は最後まで出場し続けて、

最後はタイブレークでピッチャーとしてマウンドに上がりました。

同点となる1失点でしたが、しっかり投げたと思います。

いい思い出ができたと思います。

本当にいい経験をさせていただきました。

 

個人的にはもう少しだけ、

このチームの試合を見てみたかったなぁ。

私も試合を見ていてワクワクしました。

中学生相手にこんな試合ができるんですから。

すみません、父のわがままです。

 

魔法にかけられたような時間でした。

いつもはライバル同士です。

中等部新人戦に向けて合同練習したのは1度きり。

それなのにこれだけレベルの高い試合ができる。

初めて見た人は即席チームだなんて思わないでしょうね。

今日は素晴らしい仲間同士でした。

本当にみんないい顔していたなぁ。

 

隣の強豪チームの監督コーチ、保護者の皆様、

今日はありがとうございました。