長かった。
色々あってあっという間だったけど。
長かった。
この日が来るのが…。
大手を振ってユニフォームで練習が出来る。
誰の目を気にしないで出来る。
この三か月で知ったのは、
本当に残念なのは新型コロナウイルスではなく、
人間だって事。
いまはただ、チームメイトと野球の練習が出来てよかった。
今年一年、もう出来ないとさえ思った。
フリーバッティングで水道橋の上部にダイレクトにブチ当てた。
この三か月間。
バットを振ってきた。
雨の日も風の日も休むことなく。
ただ、いろいろ息子には不満がある。
世間は「そんなに厳しくしなくても楽しくやればいいじゃん」という声もある。
いや、そんなの全否定。
いま厳しくやらんでいつやるの?
楽しいだけだとケガするで。
子供なんて10個ぐらい厳しく言っても
1個ぐらいしか理解できていないです。
ほとんどゲームのことしか考えてないです。
だから練習している時は少々厳しく言うぐらいでちょうどいい。
でも試合中は厳しく言っても無駄。
試合後に「何が良くて、何がダメだった?」と聞く。
今日は「今日の練習で何が良くて、何がダメだった?」と聞く。
それをノートに書く。
それを毎回継続する。
地味な作業。
でも、成功は一日で成すことはできない。
でも、今日の練習で成功に一歩近づいた。
それは間違いない。
今日、一歩前進できた。
野球ができて幸せ。