野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

学童野球において牽制②捕手編

何故か捕手を首になった息子が

牽制の捕手編を書け、と言うので書きますが、

これはあくまでも私の考えでチームの考えではありません。


極端なことを言えば二塁牽制は捨ててもいいです。
なぜなら盗塁阻止率はおそらく1割にも満たない。

それぐらいキャッチャーの肩と制球力が必要だからです。
むしろエラーして、ランナーに三塁までの進塁リスクの方が高い。

ショート、セカンドがエラーして、

さらにセンターがエラーする光景を何回も見ていますから。


逆に三塁牽制で必ずアウトにできるようにする。

 

二盗を阻止する場合。
まぁ多くの場合、6年生ぐらいにならないとノーバンで刺すことはできないでしょう。
出来たとしても精度が悪いケースがほとんど。
もちろん、稀に低学年でもすごいキャッチャーはいます。
投げるならピッチャーの頭上を狙った、ワンバンの強いボール。

 

三盗を阻止する場合。
ここが重要です。

ピッチャーからの牽制と違って

キャッチャーからの牽制の場合、

万が一、逸らしてもレフトがいますし、

多くの場合、ランナーは足から滑り込むので

立ち上がって走り出すまでに時間がかかります。

野手がエラーしてボールを近くにこぼした場合は走れません。

何よりもホームからサードまでの距離が近いのと

キャッチャーからランナーが走ったのが見えるので

キャッチャーが有利です。

 

三塁送球する場合、

右バッターに気を付けて投げる。

右バッターは送球を妨害するでしょうから、

ホーム(バッター)の後ろに出て投げるだけでなく、

ホーム(バッター)の前に出て投げる練習もしておくべきです。

 

あと、ショーバンで捕った時の方がチャンスです。

ショーバンしたのを見てから走り出すランナーがいるからです。

ショーバン捕球からの送球練習もしておくべきです。

f:id:bluelion1227:20191103213759j:plain

キャッチャーに一番必要なモノ。

気持ちとか精神面を除いて、

私が考えるのは「機敏さ」だと思います。

どんくさいのは向いてない。

機敏に動けないなら、

残念だけどキャッチャーは諦めた方がいい。

一番、野手の中で動くポジションだと思いますね。

ピッチャーの投げるリズムを作るのもキャッチャー。

どんくさかったら試合を作れません。