野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

大事な試合まであと一か月……

今日も暖かった。
このまま春になるのでしょうか?
それともワンチャン真冬到来で雪が降るのでしょうか?
雪は勘弁してもらいたい。
雪が降るとグランドが使えません。
どうかこのまま春になってください。
雪が降っても積もらないでください。
神様お願いします。
あと一か月で大事な全日本大会支部予選があります。
うちのチームだけではありません、
春の大会を待ちわびている
市内の…いや都内の…いや関東の野球小僧たちみんなが楽しみしてます。
よろしくお願いします。

さて、今日は試合が無く練習だけでした。
試合で上手くならない、練習で上手くなる。

とその前に。
新しいおもちゃを買いました。
スピードガンです。
といってもゴルフのスイングスピードを測る機械です。
だから安い。
といっても野口英世が7人でお釣りがくるぐらいの金額ですが……。
「PROGR POCKET HS-110」というやつです。

これ球速だけでなくスイングスピードも測定できます。
そもそもゴルフスイングを測定する機械なので。
早速計測しました。
息子の球速から。

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センサーが反応したりしなかったりでしたけど、
(ただ息子がノーコンなだけ)
50球ぐらい投げて最速は67km/hでした。
これ終速らしいので、実際(初速)にはそれよりも出ているハズ。
75km/h前後だと思います。
私がよく見ている「ベーチャン!ベースボールタウン公式チャンネル」で、
小学生の球速を測定している回があって、
小4の怪物君(100km/hを投げてた)を除けば
だいたい小学4年生では75km/hぐらいが平均っぽいので、
まぁまぁフツーって感じだと思います。


小4で100km/hとか化け物だと思います。
腕の振りがよかった。
まぁまぁそんな子は稀ですから。
全国レベルですね。

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で、次はスイングスピード。
MAX84km/hでした。
がしかし、ちゃんと測ったわけではないので、
正確かどうかわかりませんが、
おそらくこんな感じのレベルでしょう。

本格的なスピードガンだと安くても一万円以上はするし、
そんなに測るものでもなく、
まぁ成長の記録と言うか目安でしかないので、
これはこれで十分だと思いました。

練習は10時半から17時ぐらいまでやりました。
前半は守備。
後半は打撃。
お昼までは中庭で黄色いボールやサンドボールを打ったり、
ミニハードルやラダー、そして手ゴロをやりました。

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昼食はなんと!
Oコーチがわざわざ作ってきてくださったミネストローネスープをいただきました。
本当に美味しかった!
息子はオカワリしてました。
(すみません、私もオカワリしました)
Oコーチ、ありがとうございました。
本当に感謝です。

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サードの練習もしていました。
Aチームでサードのポジションがとれるか…。

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わかったことはカタリストは芯を食えば飛ぶ。
ビヨンドよりも打球が速い。
ここポイント。
飛距離はビヨンド。
間違いない。
ただ、打った時の弾きはカタリスト。
そして打球音も悪くない。
たぶん、柵越えっぽい当たりが何本かあった。

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うしろ体重になってますけど、
このぐらい意識しないと前に伸びあがります。
しっかり体重を乗せて前でボールを捉える。

そういえば、ミーティングで声掛けの話がでました。
ピンチの時になればなるほど声が出てない。
選手たち自身が言っていたことです。

ライオンのグータッチでも元木大介さんが同じことを言ってました。
なんで声出さないの?」
声を出す。
簡単なことです。
そしてチームスポーツで一番大切な要素です。
私が個人スポーツではなくチームスポーツに息子をやらせたかったのは、
これが一番の理由だといってもいい。
声を出す=コミュニケーション。
野球だけでなくスポーツだけでなく社会を生きる上で一番大切なこと。
大袈裟かもしれませんが、
この前の試合で単純な内野ゴロやフライをお見合いする。
これってコミュニケーション不足が原因じゃないの?
誰かが捕るだろうという思い込み。
それはチームじゃない。

あと、ランナーがいる場面でも同じだと思います。
ランナーの動きをみんなで教えあう。
逆の場合もそうです。
攻撃的な走塁。
私の好きな健大高崎の「機動破壊」
衝撃的でした。
学童野球でそこまでできるとは思いませんが、
そのエッセンスだけでも学べたらと思うんです。
つまり、常に次の塁を取りに行く意識。
守備はランナーの動きを見てアウトにする意識。
意識を高めることが大切なんです。

二週間後に行われる組み合わせ抽選にもよりますが、
全日本支部代表決定戦の初戦まであと一か月しかない。
本来、6年生(というか現5年生)はもう完成してないといけない時期なんですよ。
息子は現4年生。
あと1年で学童野球の集大成まで高めないといけない。
目指すのは全国レベルです。
「声が出ない」とか言っている場合じゃないんですね。

今日気づいたことは声出しがセリフのようだってこと。
声出しに形式はないんです。
こういう風に言わなきゃいけないと思うから噛むんですよ。
みんなに今伝えたいことを自分自身の言葉で伝えるのが声出し。
わざわざ「ツーアウト、ランナー三塁、捕ったらファースト~」なんて言わなくていい。
例えば「ツーアウト!このバッターでとるよ!サードボテボテあるよ、ファーストがっちり」とか。
「ツーアウト、ピッチャー!このバッターで打ち取れるよ!」だけでもいいじゃないですか。
今日、監督が言っていたことなんですが、
声出しは会話でいいんです。
はっと、気づかされました。
今日一番大切な指摘だったかもしれません。

要は大切なのはカタチではなく大事なことをみんなに伝える気持ちだってこと。
チームの信頼関係ですよ。
それが完成したとき究極のチームになれると私は思います。

あと、キャッチャーだけがチームみんなの方を向いている。
その意味をキャッチャーは知ってほしい。
キャッチャーは唯一みんなを見ている。
みんなはキャッチャーを見ている(信頼している)のだから。
だからキャプテンはキャッチャーなんだ。
(※そうじゃないケースも多々あります)

今度の土曜日は私にとって大切な試合があります。
息子が野球を始めてから、
4年間、この時を待っていたといってもいい。
試合を組んでくださった監督。
ありがとうございます。
本当にうれしいです。
公式戦よりも緊張してます。
私が…ね。
野球のレベルについて、息子は私を越えてます。
もうすでに……。
私はこんなに上手くなかった。
でも、それをカタチで証明できるのが今度の練習試合なんです。
私が所属していたMライオンズに勝ってほしい。
越えてほしい。

そして、何故か私は選手のグラブの土手紐を抜きながらブログを書いてます。
ミズノのグラブの土手紐抜きはめんどくさい…。