野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

あしたのために(その2)

グラウンドで野球をしなくなって一ヶ月半ぐらい経つのかな。

もう1年ぐらい野球をしていない気がします。

色々趣向を凝らしながら自主トレをやってます。

息子は嫌がらず毎日やってます。

晴れの日も、雨の日も、毎日。

気持ちを切らしたら終わりだと思う。

その時は、本当の意味で新型コロナウイルスに負けた、ということだ。

 

あしたのために。

ただ、来ると信じであしたのために。

今やることは徹底して基本の練習。

キャッチボール。

素振り。

これらはグラウンドが無くてもできる。

 

以前、久保田スラッガーを扱う野球用品店『Ken'sGlove』の

大塚さんが言っていた言葉が忘れられない。

「中学生になって差が出るのはグローブのどの部分で捕球しているかどうか?

野球が上手くない子は網でボールを捕る。そういう子は絶対に上手くならない。」

グローブの芯で捕ることは、意外とできていない。

指導者もグローブの芯で捕るように教えていますが、

まぁ、多くは出来てないです。

そういう子はボールがグローブの先で弾いてエラーをよくするんですね。

f:id:bluelion1227:20200419193352j:plain

それを改善するのは手っ取り早く網が無いグローブで捕る練習をすること。

f:id:bluelion1227:20200419193818j:plain

網のないグローブでひたすら捕球練習をします。

ウレタンの柔らかいボールで下投げで捕球します。

ボールを捕りそこなうと顔に当たるので。

顔に当てたいわけじゃないので。

ちゃんと芯で捕れているかどうか確認するための練習です。

この練習は将来ぜったいに効いてきます。

いまやっておくべき練習だと思います。

 

ミズノ「スピントレーナー」を使ったスローイングと

網無しグローブを使った捕球の練習。

そして精度の高いキャッチボール。

自主練はマラソンを入れて3時間ぐらいやってますが、

一番大切にしているのはキャッチボール。

打撃練習はオマケみたいなもんです。

誰でも身体が大きくなればデカいの打てます。

つまりバッティングなんて追いつけるんですね。

ちゃんと素振りさえしてれば、の話ですが。

しかし、スローイングとキャッチングはそうはいかない。

あしたのためにやるんだ。

前だけを見つめて行こう。