野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

あしたのために(その1)

「ひじを左わき下からはなさない心がまえで...

やや内角をねらいえぐりこむようにして打つべし...。」

丹下段平矢吹丈に宛てた葉書に書いた言葉の一部である。

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野球も同じである。

打つべし。

矢吹丈は独房の中で打った。

ジャブを無心に打った。

しかし、我々はどうだろう?

無心でやっているだろうか?

 

俺たちは恵まれている。

新型コロナウイルスのせいで野球そのものができないわけじゃない。

野球は出来る。

やるか怠けるかだ。

 

今日の朝刊でレッズの秋山翔吾選手の記事の中で、

「自分の中で言い訳を作らない準備だけはしておきたい」

とコメントがあった。

メジャーリーガーですら、

この困難な状況に立たされている。

たかが学童野球かもしれない。

しかし、もう残り少ない学童野球生活なんだ。

メジャーも学童野球もクソもない。

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絶対にあきらめない。

言い訳を作らない準備をする。

あしたのために。