野球少年物語

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学童野球において牽制①ピッチャー編

学童野球の牽制について思うことを書こうと思います。

前置きをすると
これは私の経験からくる考えであって
監督・チームの考えではありません。
もちろん、ここで書いてあることを欺くこともあれば
それ以上にできる選手もいます。
学童野球において牽制の考え方をまとめておきます。

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投手編(ここでは右投げ)
重要度は二塁牽制、一塁牽制、三塁牽制の順だと思います。
先に結論から書くと、、
三塁牽制は目だけ牽制でいい。
一塁牽制はアウトにしなくてもいい。
一塁ランナーを戻すだけでいい。
二塁は牽制でアウトにする。

 

◆一塁牽制。(ここではノーアウトまたは1アウト、1塁の場合)
まず学童野球の場合、練習試合、あるいは公式戦であっても
一塁三塁の後ろ側にネットが張られていないことがあります。
つまり、牽制で暴投するとテイクワン、あるいはテイクツーになることが多い。
ネットがないのでライトのカバーもまず間に合わない。
私は半々ぐらい一塁牽制への暴投するのを見ているので、
牽制は速さではなく正確に投げることが重要。
牽制は遅くてもいいが確実に行う。
ネットが張られていてライトがしっかりカバーするならアウトを狙ってもいい。
プレートを外した偽投を混ぜる。
ランナーが飛び出していない限り、プレートを外して投げない。
暴投してボールデットならテイクツーだから。
一塁手が張り付いているのでランナーのリードが小さいことがあるので
無理する必要はない。
一塁ランナーのリードを小さくするのが目的。


◆二塁牽制。(ここではノーアウトまたは1アウト、2塁の場合)
ここでの牽制の精度を上げるべき。
セカンドベースに張り付いている野手は基本的にいない。
ランナーのリードが大きい場合がある。
ショート、セカンド、センターがベースに入るので工夫次第でアウトにできる。
なにより、仮に暴投してもセンターがカバーに入るのでリスクは少ない。
暴投してもホームに帰ってくるリスクは少ない。
しかし、センターが後逸したらまずランナーはホームに帰ってくる(笑)
アウトにできなくてもランナーのリードを小さくする努力をする。


◆三塁牽制。(ここではノーアウトまたは1アウト、3塁の場合)
基本的に牽制はしないでいい。
暴投した時のリスクが高い。
暴投したら必ず失点するので。
目だけで牽制する。
またはプレートを外した偽投だけにする。
間の取り方が重要。
投げ急がない。
バッテリーはホームスチールを警戒する。

 

ケースによって牽制は変わります。

ピックオフプレーもあります。

が、ランナーはボールから目を離さないこと。

牽制でアウトになる多くのケースはボールから目を離した時なんですね。

ふつーに牽制でアウトになるケースはあまり見ません。

リード小さいから。

なので、どこにボールがあるかランコーが教えるのが重要です。