野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

負けは死も同然

「負けには負けっていう意味しかない。
はっきり言って自分にとっては、負けは死も同然だと思っている。
ほんと、勝ちたいです」By 羽生結弦

羽生結弦フィギュアスケート世界選手権で銀メダルを取って言った言葉です。
世界2位でありながら、負けは死も同然と言った。
世界2位という結果が、死ですよ。
そうだとしたら私なんか何回死んでんだよ…。

私の大好きなF1ドライバーであるアイルトン・セナに次の言葉があります。
「Being second is to be the first of the ones who lose.」
(2位になることは、敗者の中で1位ということだ。つまり敗者だ。)
優勝以外は認めない。
そんな強い意志が感じられます。
負けず嫌いじゃないと技術が能力があっても試合には勝てません。

え、何でこんな話を?
まぁ読んで感じる人がいれば感じてほしい。
という意味深なことを書きますが、
競技スポーツをやる以上、
勝つことが目的であることは変わりません。
勝利至上主義とはちょっと違います。

勝つために死ぬほど努力したか?
それだけですね。

強く来い!
もっと強くなれ
もっと熱くなれ
と思います。

で、今日は練習でした。
温かく風もなく、ただ花粉は飛んでましたけど、
野球日和でした。

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フリーバッティング。
まぁまぁかなぁ。
わかっていることは、カタリストは飛ぶ。
ビヨンドとは一味違う打感。
詰まっても先っちょでも飛びます。
それは実証済み。
ちなみにバットソムリエ初級の私はビヨンド派です。

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新6年生対新5年生で仮想紅白戦。
息子は新5年生チームで新6年生相手に投げました。
ナイスピッチングだったと思います。
打たせてとるという投球でほとんどストライク。
それでいいんです。
バックを信じて投げる。
それでいい。

ただ、投球フォームはひどいし、球速は遅いし、
頭も悪いし、足も臭いからか…いや関係ないか(笑)
もっと頑張らないとだめですね。
逆にバッティングは新6年生の球を軽々打ってました。
まぁそっちはあんまり心配してないです。
頭が悪くても意外と打てるので…。

余談。
今日の練習に入る前に監督から話がありました。
ある選手の野球ノートに書かれていた内容についてです。
彼はレギュラーではありません。
その彼の野球ノートには
「(レギュラーの)みんなが上手くなってくれるように
(ゲームノックの時)練習にランナーをがんばる」
と書かれていたそうです。
不甲斐ないレギュラーのために、
彼はチームのためにできることを考えた。
私は心の中で泣きました。
理由は「嬉しい」と「悔しい」です。
チームのためにがんばると言ってくれた彼。
試合中、ベンチで応援してくれていた彼。
嬉しい気持ちです。
その気持ちにレギュラーは応えれていたのか?
まったく応えられていないレギュラー。
悔しい気持ちです。

息子に彼の野球ノートについて、どう思ったか聞いてみました。
息子は「自分は試合に出ているのだから彼の分まで頑張らないとダメだと思う」
また、もし彼の立場だったらこの前の試合を見てどう思う?と聞いてみました。
息子は「あの試合の内容だったら納得できないと思う。(自分たちのことを)許せないと思う」
そう思うならやることはひとつ。
全力で試合をすることです。
そうでなければ試合に出る資格はない。
試合後に一歩も動けなくなるぐらい。
負けたら死ぬぐらい。
完全燃焼しなくてはならない。
それがベンチで応援してくれているチームメイトへの礼儀です。