「この日までつみかさねてきたものを一回一回」
「いや、こうしている一瞬一瞬にすべてをそそぎこむことだ」
「いいな、すべてをだぞ!!」
漫画『キャプテン』でイガラシが全国中学野球の決勝戦で
雨が降る中、ナインを鼓舞して言った言葉です。
今日は練習の予定でしたが、
急遽、休みになりました。
雨のせいではありません。
もう一度、よく考えるための時間が必要だと思うから。
今日の練習の有無にかかわらず、
私は土曜出勤日だったので朝から仕事に行きました。
通勤時間中に漫画「キャプテン」を読んでます。
くどいようですが、これが45年以上も前の作品だと思えない。
不朽の名作とはこのことを指すんだと改めて思います。
いまでも十分通用するんですね。
ナインはいつも泥だらけ、
綺麗なユニフォーム姿はほとんど書かれてない。
まぁスポ根(死語)なんだから当たり前かもしれませんが、
いまの子供たちに足りないものってコレなんじゃないのかと思う。
「スポーツ」と「根性」ですよ。
うちの息子もそうです。
根性ないですもん。
才能があるわけでもない。
エースでもなければ
正捕手でもなければ
四番バッターでもなければ
キャプテンでもない。
だとしたら努力と根性。
そして、覚悟しかないんです。
いまはAチームでプレイしているが、
新人戦に、むけて個々の準備はやらなくてはならない。
全日本、そして春季が終わってからでは遅い。
いまからBチームを意識して練習しないとダメだ。
自分がエースになる。
自分が正捕手になる。
自分が四番バッターになる。
自分がキャプテンになる。
という気持ちを強く持って
努力して、
準備して、
一瞬一瞬にすべてをそそぎこみ
全力をだしきるべきだ。
だれかに遠慮する必要なんてない。
ライバルは休んでなんかいない。