野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

全日本地区予選第一回戦

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今日は全日本地区予選の初戦が行われました。
もちろん、新4年生の息子はメインではありません。
新6年生を中心とした選手がでる大会です。
とはいえ、ほかのチームも選手不足から
下級生を入れて1チーム作っている。
それは他のチームも同じですが。。。

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息子はスタベン(スターティングベンチ)でした。
つまり、試合には出ませんでした。
でもチームの一員としてベンチに入りました。

試合前、監督がスターティングメンバーを発表したとき、
「これがうちのチームのベストメンバーだと思っている」と言いました。
スタメンに8人しかいない6年生全員が先発に入ってませんでした。
人数が足りないからと言ってレギュラーで試合に出れるわけではありません。
5年生や4年生が出ています。

あ、そうなんだ。
理解していたつもりでも、どこか高学年、低学年とか
6年生とか5年生とか4年生とか、上とか下とか、
そういうのではなく、
チームの代表として戦うんだな。
と改めて思いました。
チーム最強の布陣で全国へ挑戦するんだと。
その考え方には賛否があるかもしれません。
上手い下手とか関係なく6年生全員が試合に出て頑張ろう、
という考え方もありでしょう。

男気N村コーチが、コーチも選手も肩組んで円陣を組んで
キャプテンの絶対勝つぞのコールで全員で声を出した時、
このチームで良かったな、と思いました。

たかが子供のスポーツだから勝ち負けよりも尊いものがあるから、
そんなに熱くなってどうするの?
という意見もあるでしょう。
海外では勝ち負けよりも試合を楽しむことを優先するし、
野球が上手い子も下手な子も全員が試合にでる。
それはそれでいいと思います。

でも、やっぱり勝ちたいじゃないですか?
子供たちに「勝たないでいいから精一杯がんばれ」って言えないでしょ。
「勝って笑おうぜ」って言った方がわかりやすい。

で、結果から言うと試合には勝ちました。
え、雑?
まぁ、息子は頑張りました。
応援。
全力で応援せよ。
と、息子には言ってます。

勝って良かったと思いますね。
もし、チーム最強の布陣で挑んで負けたら、
「やっぱり6年生全員を試合に出した方がよかったのでは?」
という議論になりかねない。
しかし、それはタラレバです。

試合について個人的な感想ですが、
「勝った」というよりも「相手が負けた」という印象が強い。
祝勝ムードに水を差すつもりはありません。
もちろん、勝ってうれしいに決まってます。
でも、おそらく監督コーチ、プレイした選手達はわかっているハズです。
打って点を取って勝ったわけではなく、相手のミスで点が入って勝てた。
相手も似たような感じで点を入れたので、
その差は何だったかというと、
あえて言うなら守り切って勝てた。
と言うことです。

このブログで何度も書いてますが、
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
今日は勝ちは「不思議の勝ち」だったってことですね。
厳しい意見かもしれませんが。

守備はミスもあったけれども打たれた割には良かったと思います。
ただ、ほとんどヒットが出てない。
ヒットで点が入っていない。
となると、相手の守備や投手が良かったら
負けていたと言うことです。

二回戦はどんな試合になるかわかりませんが、
精一杯応援したいと思います。

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息子は練習後にバッセンに行きました。
7回やったので140本打ちました。
バッセンで打つときの約束事は、
まず初球バントをやることです。

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バッセンにバット4本持ってくるヤツも珍しい(笑)
木製バット(72cm)、ビヨンド(74cm)、金属(76cm)、ビヨンド(78cm)。
それぞれ意味があります。
パッと見でわかるのは長さ。
そしてパッと見でわからないのは重さとバランス。
木製バットでは芯で打つ練習。
ビヨンド(74cm)と金属(76cm)は試合で使用するので、
バッティングの感覚をつかむため。
ビヨンド(78cm)は重いのでトレーニングが目的。
ビヨンドは飛ぶので、まぁ良い感覚を掴んでもらうため。
すげー飛ばしてましたね。