野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

冬季キャンプ4日目からの全紐交換&グリス注入

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
2018年になってしまいました。。。
元旦にグローブの全紐交換をやっている人は
世界広しといえど私ぐらいなものでしょう。
しかも年をまたいで全紐交換。
阿保ですね。

このブログを見てグローブの全紐交換をやろうなんて思った人がいたら
一言だけ言います。
止めておきなさい」
紐を取り除いた時間は45分。
紐を入れた時間は約一日。
紐を通す手が痛くなった。
手がカサカサになって指先の感覚がなくなってきて、
途中でグローブの妖精と会話するようになった。

しかし、グローブの構造が良く分かった。
グローブ職人さんの苦労が良く分かった。
メーカー製はロボットが作っているのかもしれないけど、
ベトナムか中国のグローブ生産工場で働いている人が
手を痛くしながら作業していると思うと胸が痛くなる。
そのぐらいわかった。

嫁に何度も「もうあきらめてベースマン行け」とか
「大塚さん(スラッガー専門店)に見てもらえ」
とか暖かい声援を受けてなんとかやり切った。
頑張った俺。

まずはグローブ全紐交換の話をする前に、
今日の自主練風景です。

イメージ 1

いい天気でした。
こんないい天気の日に
屋内でグローブの全紐交換している場合じゃない。
というわけでマラソン
7日は必勝祈願マラソンが控えていますからね。

イメージ 2

毎度おなじみのシャトル打ち。
いつも180回(60個×3セット)やります。
キャッチボールして終了。
たいして出来なかったけど、
少しでもやることが大切だから。

イメージ 3

まずは網から取り付けていきます。

イメージ 4

次は親指と小指の芯綴じ。

イメージ 5

網を付けている時には気づかなかったのですが、
紐には表と裏がある。。。
表をグラブの表面の向きに出るようにしないといけない。
網を付けた時に気づけばよかったけど。
網はあきらめた。

イメージ 6

アタッチグリス。
グローブの表面に塗るやつではありません。
グローブの中に塗るやつです。

イメージ 7

スッカスカだったグローブにグリスを入れます。
こいつを温めて柔らかくするのが一苦労。
嫁が見かねて湯煎してくれました。
それでも固かった。。

イメージ 8

グリスを入れたらアゴ紐を綴じます。
めんどくさいなの前のまま順トジです。

イメージ 12

おわかりだろうか?
箱根駅伝のニュースではないですよ。
同じレースでも紐のほう。
紐に付属しているレース針です。
下が未使用。
上が使用中。
使うと力が入ってこんなに曲がります。

イメージ 13

始めは強引に紐を適当に付けてましたが、
コツは紐の先端にちょこんと引っ掛ける感じ。
後になって知ったのですが、
久保田スラッガーの紐はご丁寧に紐の片方に穴が開いてました。
ここにレース針を通すんですね。
一言、説明を書いておいてくれたら苦労しなかったのに…。
というか素人が使うもんじゃないってことですかね。

イメージ 9

あと少し。
手口の紐を閉じれば終わり。
でもここまで数時間かかった。
休み休みだけど。
5時間ぐらいはかかったと思う。
努力と根性さえあれば出来る。

イメージ 10

手口はスラッガー綴じ。
まぁ、前の綴じ方でも良かったんだけど、
久保田スラッガーだからスラッガー綴じ。

イメージ 11

はい、完成。
しんどい。
間違いもあってやり直しを何回かした。
実際に間違っているかもしれない。
でも良いんです。
やってみる。
やってみることが大切なんです。

2018年もやってみる。
失敗してみる。
なんども繰り返す。
いつかできる。

それでいいじゃない。