野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

練習からのジャビットカップ決勝戦観戦@東京ドーム

今日は慌ただしかったです。
朝、まさかの快晴でした。
このところ天気が悪かったので
天気はダメだろうと思ってましたし、
天気予報も雨のような曇りのよう不安定な感じだったので、
練習ですら危ぶまれたのですが、
雨どころか夏のような暑さでした。

午前中は
自前の軟球のボール磨きをやったり
草むしりしたり、
片付けしたり、
息子とマラソンしたり、
とにかく晴れたらやることをやった。
やりきった。
もう午前中で汗だくで疲れました。

11時には午後の練習に備えて昼食をとりました。
12時15分から低学年は6小で練習です。

今日は原点に返って
キャッチボールを徹底的やりました。
今日はこれにつきると思います。
1分間でキャッチボールが何回できるか?
急遽5,6年生のデモンストレーション(笑)では50回でした。
低学年たちは約30回ぐらいです。
問題は技術面よりも気持ちの面です。
とにかく声が出てないんですよ。
なぜ腹の底から声を出さない。
声と身体って同期するんです。

そのあとペッパーやったりしたあと、
ゲームノックでは息子はサードやセカンドに入りましたが、
息子は相変わらず腰が高くてトンネル、そして片手で捕球する。
外野からの中継はできない。まぁさんざんでしたね。

ゲームノック中に監督がすごくいいことをおっしゃってました。
選手が声出しで「ワンナウとランナー三塁、捕ったら……」というじゃないですか。
そのとき選手が台詞棒読みな感じで言ったんですね、
すると監督が「台詞じゃねー、うまく言えないなら内野捕ったらバックホーム!でいいんだよ」といった感じで注意してました。
言うことが目的ではなく、
何を伝えたいかが目的なんですね。
目的が伝わればどんな言い方だっていいはずです。
カウントを伝えたかったら、
指でカウントを示して「ツーアウトー」と言うだけでいい。
「ツーアウト、捕ったらファースト!」だけでもいい。
大事なのはチームが次に何をすべきかお互い確認することだから。
野球はリズムです。
声と動きは同期します。
ちゃんと同期してれば身体と頭がスムーズに動くんですね。

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16時半に練習が終わって、
速攻帰宅してシャワー入って、
速攻電車の飛び乗って
家族で東京ドームへ行きました。
ジャビットカップ勝戦を観戦するためです。
ジャビットカップについてはこちらをご覧ください。

羽村のチームのFacebookで試合時間が18時30分開始になったと
書かれていたので急いだのですが、
実際には前の試合(巨人vsヤクルト戦)が少し長引いたため
開場は18時45分ぐらいでした。
試合開始は17時5分ぐらいだったと思います。

ジャビットカップを観ようと思った経緯は
嫁さんが羽村市出身だからです。
なので一応羽村のチームの応援です。
対戦相手は文京区のチーム。
東京ドームはホームと言っていいでしょう。
そこへ多摩の田舎チーム(うちも同じですが)が
都会のチームに挑むのですから
同じ多摩のチームとして勝ってほしいと思います。

試合の結果は4-1で文京区が勝ち、優勝しました。
優勝おめでとうございます。
詳細はこちらで見ていただく(と言っても結果しか載ってないが…)として
ここからは私個人の所感を書きます。
勝手な感想なのであまり気にしないでください。

試合は投手戦と言っていいと思います。
ヒットの数は両チーム合わせて6つ。
羽村のチームが4安打、文京区のチームが2安打。
文京区のピッチャーは途中まで無安打投球でした。
両チームのピッチャーの子の身体は大きかったです。
バックネット裏から見てましたが、
おそらく球が速かったと思います。
羽村の子は三振が多かった。
高めと外寄りの難しい球に手を出してましたね。
四死球を出さず、いいピッチャーだったと思います。

羽村のピッチャーもよかった。
球が速くて力強かったと思います。
がしかし、制球がいまいちだった。
もちろん、文京区のピッチャーと比較してです。
いいピッチャーだと思います。

ただ、試合を決めたのは、
ピッチャーの球の精度だったと思います。
初回、四球で出したランナーのあとランニングツーランホームランで2点。
また、3回は2つの四球とエラーから満塁でタッチアップで1点。さらに適時打で1点。
ここがポイントです、文京区はこの初回のランニングホームランと
3回のタイムリーヒットの2安打しかヒットを打ってない。
つまり、四球さえ出さなければ
1点ぐらいで収まったはずなんです。

変わって、羽村は4安打で1点。
残念だったのは羽村はチャンスで打てるバッターに回らなかった。
また、打ち急いでいたのか、
追い込まれてから難しい球に手を出していたと思います。
上位打線はタイミングを外されていたのか、
ファウルが多かったですね。
特に1番バッターの佐々木君のレフト線への特大ファールがもったいなかった。
そのあと空振り三振。
あのファールはフェアゾーンなら70mは越えていたと思います。
ただ今回の東京ドームではボールが高く上がった打球は
ランニングホームランにはならないと思いますが。

両者とも内野の守備がよかった。
もちろん、キャッチャーの後逸は全くなかった。
これは強いチームなら当たり前です。
マクドナルドの決勝も同じでした。
両者の違いは外野の守備です。
文京区の外野手はうまかった。
ファインプレーが多かった。
この試合のもう一つのポイントは外野手だったと思います。

気になったのは試合が行われた東京ドームです。
東京ドームはセンター122m、両翼100mあるそうなのですが、
学童野球のグランドルールはセンター85m、両翼70mらしい。
で、決勝では東京ドームにそのセンター85m、両翼70mの柵がなかった。
マクドナルドの決勝戦が行われた大田スタジアムでは柵がありました。
初回、レッドサンズの4番熊澤君のランニングホームランは
まさに柵がなかったために起こったホームランです。
ライナーで外野を抜けたボールは外野フェンスまで到達。
外野手がボールを捕ったときには、ランナーは三塁回ってましたね。
ボールデットにもならないので、恐ろしいグランドだと思いました。
ただ、打球が高く上がると転がっていかないので、
ライナーで外野を抜けて行かないと
ランニングホームランにはならないと思いました。
現に羽村の子が外野オーバーのヒットを打ちましたが、
打球が高く上がったため二塁打にしかならなかった。

また、気になったのが。
攻撃時に打ち終わったバットを渡すときです。
羽村の子たちはバットを投げてました。
文京区の子たちは手渡ししてましたね。
バット投げて渡すと危ないです。

個人の美意識的なことですが、
最終回で「あと一人」コールは好きではありません。
ピッチャーを応援すること自体はいいのですが、
相手攻撃中ですからね。
プロ野球とは違いますしね。

応援に関して言うと
マクドナルド決勝とまったく違ってましたね。
マクドナルド決勝は関西圏同士の戦いだったからかもしれませんが、
声が途切れることがなかった。
素晴らしい応援だった。

最後に、選手が使っているバット。
両チームともビヨンド、カタリストは3~4割ぐらいでしょうかね。
特に上位打線はビヨンド使用率が低かったです。

試合は非常にナイスゲームでした。
ちゃんとやれば1時間30分以内で7回までできるんだなぁ
と低学年コーチは思いました。

両チームの選手、監督、コーチ、関係者の皆さま。
お疲れ様でした。
学童野球でナイターは珍しい。
選手はいつもと違って体調面で苦労したかもしれない。
うちも東京ドームで試合がしてみたいなぁ(笑)

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