野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

だんだんカタチになってきた

今日は建国記念日です。あまり意識しませんけど。

今週は腰痛がひどく会社でも立ったり座ったり屈んだりが辛い状態。
でも練習は休みたくないので参加させていただいております。

低学年は午後から練習なので助かります。
午前中に用事は済ませることができますし、
野球以外のことを息子とできるのも大切だと思うからです。
今日は公園で独楽を回しました。30分程度ですけど。

お昼を食べて6小に向かいます。
今日は天気が良く暖かいです。

高学年は午前中から試合をやっており、
午後にも試合があることから、低学年は外野で練習です。
外野には雲梯やサッカーゴールがあるので
それらに選手がぶつからないように練習をしなくてはなりません。

いつも通りアップをしてキャッチボールをします。
キャッチボールでは監督が上半身の使い方や
体重移動の大切さを動きを分解して説明されていました。
子供は一度にいろいろなことを同時にやるのは難しいから
部分的に体に覚えさせていくことは大切だと思います。

キャッチボールのあとはゴロの捕球の練習をします。
卒団した6年生が手伝ってくれました。
いつも手伝ってくれて感謝しています。
手伝うだけでなく、ちゃんと教えてくれる。
上級生が下級生を教えるというのは
チームの財産だと思います。
6年生のみんなありがとう。

ゴロ捕球のあとは打撃練習。
まずはバント練習、そのあとフリーバッティングをしました。
バントで大切なのはボールを最後まで見て、バットの芯に当てること。
それができれば打てるようになると思います。

ランダウンプレーもやりました。
前回よりもできるようになっていると思います。
現実的には試合でアウトにできるレベルではないですが。
それでも練習しておくことは意味があります。

そのあと打撃と守備に別れて練習です。
まずは1年生が打撃、2、3年生が守備につきます。
時間が来たら攻守入れ替わりです。
息子はあまり打てないのですが、今日は打ってました。

前回と違うのは前の選手が打席に入っているとき
その後方のネット越しでコーチが投げる球に合わせて
素振りをしているのを見て気づきました。
その成果かどうかはわかりませんが打ててました。

あとで息子に「コーチに素振りするように言われたの?」と、
尋ねたら息子は自分でそうしたと言いました。
日頃、準備だけは怠らないようにしないさいと
(できると思ってないのですが)言っているのですが
今日はそれが良い方向に働いたようです。

最後の走塁の練習、みんなでストレッチをして練習は終了。
夕陽をうけて立つ監督と子供たち影が延びる校庭を見て
みんな成長しているなぁとしみじみ見ていました。
監督は「カタチになってきた」「成長している」と嬉しそうに選手たちを褒めてました。
監督が上げている課題のひとつ「ゴロでアウトにすること」を
次の練習試合で達成できるかもしれません。
楽しみですね。

ただ残念なのは、いまだに選手同士で打つ順番がどうとか
俺のポジションだとか「お前」とか「うるせー」とか小競り合いあることです。
仲間は助け合うべきで罵倒しあうものではないです。
褒めあって励ましあって競い合ってお互いレベルアップしていけるような
仲間になってほしいと思います。

イメージ 1

そういえば、
先日の審判講習会でなるほどと思った話があります。
アメリマイナーリーグで審判をされている方の話です。

参加者が同時セーフについて質問したところ、
本来は同時セーフというものは無い(という考え)ということでした。

判定は常にフィフティーフィフティーでなくてはならない。
必ずアウト、セーフのどちらか。
つまり、アウト50%、セーフ50%になる。
これに同時セーフという3つの選択肢が加わると
アウト33%、セーフ33%、同時セーフ33%で
セーフになる可能性が66%になってしまい、
セーフの判定に偏ってしまうのはよろしくないと。

同時に見えても必ずどちらかが早くてどちらかが遅い。
審判はそのきわどい判定の精度を上げるべきであり
アメリカでは)時セーフという考えはない、と言われてました。

あともうひとつ。捕球についてです。
ゲッツーの場面でのことです。
メジャーではセカンド(ピボットマン)が捕球する際、
当て捕りしてファーストに送球する選手がいるそうです。

グローブにボールが入っている時間はほとんどない状態で、
ボールを落としたとき捕球をしてない状態。
それとも送球動作に入った状態なのかの判断ですが、
グローブを投げる側の手にグローブを回転させたとき以降は、
送球動作に移ってからボールを落とした事にみなすそうです。

審判講習会を受けて、
改めて野球は奥の深いスポーツだと思いました。