高学年が試合で出かけていたので
低学年だけでグランドいっぱいに使えました。
せっかく広くグランドが使えて練習できるというのに、
とにかくあちこちで言い争いが絶えない。
始めはことあるごとに注意してましたが、
半ばあきらめました。
我々は野球の練習をしに来たのであって、
練習の邪魔をするなら出て行ってもらったほうがいい。
ある程度注意しますが、
コーチも子供の躾をするために来ているわけではないですから。
チームの五訓には「道具を大切にする」とか
「思いやりの心を持つ」といったものがあります。
グランドに入る前に宣誓するのですが、
ただ言えばいいというものではありません。
実践してこそです。
グローブやバット、ヘルメットは散らかしっぱなし、
チームメイトに暴言を吐いたり、小突いたりする。
レベルが低いです。
その中で大谷選手が影響を受けた「権利と義務」について、
花巻東高等学校の佐々木洋監督は
「(今年でいえば20名ベンチに入ると115名がベンチに入れない。
(ベンチに入った選手は)1塁まで走る権利がある。
そして走り抜かなきゃいけない義務がある」と語っていました。
子供たちは野球をやる権利があります。
ただ野球をしている間は一生懸命練習する義務があると思います。
子供たちはまだわからないかもしれませんが、
大人たちは時間を大切さをよくわかっています。
いまできることを自由に精一杯できるのは、
もしかしたら子供の頃だけかもしれませんね。