野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

もう一つの甲子園2018

今年の甲子園。
100回目の夏。
熱い夏でした。
大阪桐蔭高校優勝おめでとうございます。
金足農業高校感動ありがとうございます。
最高の夏でした。
どの試合も白熱してました。
どの試合もドラマがありました。
「全力」という言葉が似合う甲子園。

そしてひそかにもう一つの甲子園が東京で今秋から行われています。
小学生の軟式野球の日本一を決める全国大会。
高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント』
そう、息子と一緒に目指している大会です。
甲子園のように何万人もお客さんはきません。
勝戦でも関係者をのぞいたら30人もいないでしょう。

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今日、私は三回戦を観戦してきました。
ネッツ多摩昭島球場で行われた三股ブルースカイ(宮崎県)と
田辺第二クラブ(和歌山県)の試合です。

観客は両チームの関係者をのぞいたら
不良サラリーマンの私と後ろに座っていた
どこかの学童野球チームぐらい。
全員で10名ぐらいでしょうね。
しかし、両チームのご父兄はおそらく仕事を休んで東京まで来ているのでしょうね。
一生懸命、子供たちのために声を上げて応援していました。

全国レベルといってもスバ抜けて体の大きい子ばかりというわけではなく、
きちっと基本の野球ができている普通の子たち。
ジャイアンツJrの方が全員デカかった。。。
ふつーの正面のゴロを落球するし、
送球エラーもあるし、
ボー球振って三振するし、
どこにでもある学童野球です。
じゃあ、どこが違うの?
と言ったら、私は実力よりも経験の違い。
ではないか、と感じました。
これは守備の話ですが、
様々なケースで正しいプレーを冷静にできるかどうか。
対応能力の高い選手が多いチームが勝てる。
当然、ピッチャーは四死球ゼロです。
三振は必要ありません。
長打を打たれてもいいんです。
早いカウントで打ち取る。
球数は少ないに限る。
制球力が必要です。
今日のピッチャーも外角に正確な投球をしてました。
素晴らしかったです。

そして、打撃。
長打が打てる大谷翔平ばかりのチームならいいですが、
そういうわけにはいかないと思います。
なら、全員が確実なバントができるようになる。
バントもツーストライクからでもできる。
三塁線に転がせる。
セーフティーも犠打も打てる。
そういうバントができる練習が必要。

両チームともバットは全員がビヨンドマックスでした。
一本のバットを複数の選手で使いまわしてました。
ただ、ビヨンドは真芯に当てないとフライを上げます。
今日も内野フライが何本も上がりました。
ビヨンドは無理に遠くへ飛ばそうとしてミスショットせずに
真芯で当てライナーと飛ばす意識で打つ。
ピッチャーの球が速ければ当てるだけで飛びますから。

さて、今年のマクドナルド杯ですが、
相変わらず大阪府代表『長曽根ストロングス』が強い。
滋賀県代表の強豪『多賀少年野球クラブ』も強いので、
おそらく長曽根ストロングス多賀少年野球クラブは
準々決勝に勝つと思うので、両者が当たる準決勝戦が大変楽しみです。
あと、開催地枠(東京都三位)のジュニアナインズが健闘しているのもいいですね。
東京は第一代表も第二代表も負けたので、
ぜひ勝ちあがってほしいと思いますが、
準々決勝の相手が多賀少年野球クラブなので勝つのは難しいでしょうね。

来年はココに我々のチームが来たいと思います。
夢なんかじゃない。
『やればできるが魔法の合言葉』by済美学園
やればできるんです。
最初に戻りますが、プレーしているのは普通の小学生。
みんな同じ小学生なのだから。
全国に行くのは特別なんかじゃない。
経験なんです。
もっと経験を積んで
もっと練習して
ここに行くんだ。

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