野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

低学年大会初戦敗退

もやもやしてます。
もやもやもやもや。
勝負にたらればはありません。
結果は結果です。
大敗をした去年から今年。
勝つことを目指してがんばってきた。
でも、今年も負けました。
最終回で2点差を追いつかれ
5-5でサドンデスが行われてサヨナラ負けをしました。

試合内容については、
書こうと思えば本が一冊できるぐらい書けます。
でもどんなに書いても結果は変わりません。
負けたんです。

今日は朝早くから気合が入ってました。
5時前に起きて7時集合。
グランドにはどのチームよりも早く着きました。
試合前のキャプテンのジャンケンで先攻を取り、
すべてが上手くいっていると思いました。
でも負けました。
いまも悔しいです。

負け犬の遠吠えと笑われてもいいや。
本当に選手たちはカッコよかったよ。
どのチームよりも。

イメージ 1

息子は3番センターでした。
3打数2安打。
私は写真撮影を担当していました。
私は試合前に息子に言いました。
「打席に入ったとき、センターに聞こえるぐらい声を出せ」と
蚊の鳴くようなキャッチャーにしか聞こえないような声は出すなと。
息子は私が言った通り、
彼は腹の底から「行くぞー!!!!」とデカい声で吠えました。
ファインダー越しにそれが伝わりました。
泣けてきました。
シャッターボタンを押す手が震えました。
それだけで私は十分です。
チームで唯一のマルチ安打。
褒めてやっていいと思います。
T副代表にも褒めてやれと言われました。

試合は同点でサドンデスに突入。
サドンデスは無死満塁からスタートです。
先頭バッターは3番打者の息子でした。
7球粘って空振り三振でした。
私の記憶が正しければ13試合ぶりの三振でした。
上手くいかないものですね。
普通なら打っていたと思います。
しかし、試合にたらればはありません。
仮に打ったとしても結果負けたんです。

守備では息子はセンターライナーをファインプレーで好捕しました。
西武ライオンズの秋山選手ばりのプレーでした。
すみません、親ばかモードで。
監督も試合中に感動したシーンの1つに挙げてくれました。

この1年目標にしてきた大会でした。
この落胆は大きい。
珍しく息子は試合後に泣いていました。
成長したなぁと思います。
まあ普段からよく泣きますが……。
でも、悔し涙は子供のメンタル面を成長させると思うのです。
負けた泣いた。で、きれいさっぱり水に流してはいけません。
ここから始まるんです。

試合後、夜には速攻決起集会が行われました。
この対応の早さには頭が下がります。
これが1週間後だったりしたら白けてしまう。
コーチ、母たちのフットワークの軽さ。
とても素晴らしい。
アルコールを飲んで飲んで飲みました。
でも飲んで悔しさが晴れたりはしません。
そして、決起集会で口々に出るのが次に何をすべきか。
もう来年に向けて我々は会話をしてます。

私はかなりへこんでました。
メンタルすげー弱いし(笑)
子供たちも決起集会にいたのですが、
負けたことなんてなんのことやら
みんなで楽しそうに笑いながらご飯を食べてます。
子供すげーなぁ、と思います。

試合前日、監督は仕事で欠席でしたが、
途中、練習に顔を出してくれました。
その時、監督は
「子供たちが大好きだから、どうしても顔が見たくなった」
だから仕事の合間に来たと、みんなに言いました。
私も同じ想いです。

子供たちにメダルをとらしてやりたかった。
自信をつけさせてあげたかった。
がんばればできるって、なにか1つでもいいんです。
子供たちの笑顔が私の生きがいだから。
でも。やっぱ簡単には行かないっすわ。
そう思うのは相手チームも同じなんです。
今日、あの場所は甲子園よりも熱かったと思います。

たかが2年ちょっとのコーチ生活で
偉そうなことは言えませんが、
私たちの子供たちが一番輝いていた。
それだけは自信を持って言えます。
子供たちを誇りに思う。

野球で負けた悔しさは
野球で勝って晴らすしかない。
実直に地道にやっていくしかない。
息子と一緒にもう始めてます。

低学年大会に向けて色んな人にお世話になりました。
ありがとうございました。
特にM OBコーチ、T OBコーチには感謝の言葉もありません。
子供たちはお二人が大好きです。
本当にありがとうございました。
結果出せなくてすみません。
勝って一緒にお祝いしたかった。
これからも教えてあげてください。
本当によろしくお願いします。