野球少年物語

野球をもっと好きになる。一生懸命頑張る野球少年の物語

まだまだまだまだ

終わってない。

終わってなんだ。

安西先生も言っていた。

「あきらめたら、そこで試合終了ですよ…?」と。

 

コロナで可哀想な六年生と思ってたけど

最近になって、

なんて幸せな六年生なんだろう、と思うようになりました。

とうとうコロナで頭おかしくなったと思われるかもしれません(笑)

そうじゃない。

この制約のある中で真剣に野球に向き合えるきっかけを与えてくれたのが、

結果論的に「コロナ」だったと思うんです。

もし、コロナが無かったら、

ルーチンワーク化した大会をただただ消化するだけで、

一戦一戦に何を思って向き合うのかわからないまま試合をして、

そのまま卒団していたかもしれません。

試合に負けても簡単にあきらめたいたかもしれません。

なーーーんにも気が付かず、

野球ができることのありがたみにも気が付かず、

野球をやらせてもらえている、

野球ができることは当たり前じゃないんだと、

まったく知らずに、

こんなもんだよなと終わっていたことでしょう。

 

試合は負けてもいいんです。

負けてもいいけど諦めてはダメなんです。

最後の最後まで全力でプレーできたのかよ、ってことです。

プロセスが大切なんです。

AKB48の「365日の紙飛行機」って曲があります。

(アイドルは詳しくないけど朝ドラで知ってた)

その歌詞の中に

「その距離を競うより、どう飛んだか、どこを飛んだか」

というのがあります。

ここの歌詞が大好き。

結果じゃないんだ。

経験が大切なんだ。

 

今日の試合、最終回でランナーがホームに帰れば同点の場面。

ラストバッターのチームメイトが打ち上げてアウトになりゲームセット。

彼は悔しくて泣いていた。

彼は今日の試合で相手エースからクリーンヒットを唯一打った。

その彼が悔しくて泣いた。

最後まで諦めてなかった。

すげーいい経験をしたんです。

次に繋がるんです。

忘れないでほしい。

f:id:bluelion1227:20201018201214j:plain

息子は4番サード。

三振はしなかったものの凡打…。

むしろ、サードでエラーしたのが痛い。

一応、息子の守備は上手いらしいので、

やっちまったときはチームのモチベーションが下がる。

それがイカンのだ。

タラレバはないけど、あの回だけが良くなかった。

5回からリリーフでマウンドに立ち。

強力打線を無失点で切り抜けたのは良かったけれども、

あと一歩が足りなかった。

 

先週の試合で負けた時は

「悔しくない」「がっかり」的な感じでブログに書きましたが、

今日の試合は悔しかったです。

本当に悔しかった。

 

もっともっと練習しなくてはだめだ。

まだまだまだまだ足りない。

足りないんだ。

息子よ。

今日のことは次に活かそう。